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テレコミュニケーション(情報通信)とインフォメティクス(情報工学)の融合を指す造語。自動車分野では、カーナビなどの車載器とスマートフォンなど通信端末を連携させて、リアルタイムに様々な情報やサービス提供するシステム全般を指します。
テレマティクスにより、例えば交通情報や天気、ニュースなどの情報を車載器でリアルタイムに得られたり、音楽や動画などの車内インターティンメントが楽しめたり、音声認識による自動運転、そのほかエンジンやススペンションの制御やダイアグノーシス(車両自己診断装置)などのセーフティ、セキュリティサービスなどが利用できるようになります。
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2014年1月6日、グーグルが携帯端末向けのOS「アンドロイド」を車載器に搭載するためのコンソーシアムを立ち上げました。
名称は「OAA(オープン・オートモーティブ・アライアンス)」。参加を表明したのはグーグルの外に、自動車メーカーではGM,アウディ、ホンダ、ヒュンダイ、そして半導体メーカーの米エヌビディアです。OAAの活動は具体的に2段階あります。
第1段階は、アンドロイド端末と車載器の連携を深めること。
第2段階では、車載器そのものをアンドロイドで動かすこと
グーグルと自動車の関係では「グーグルカー」と呼ばれる自動運転実験車が有名だが、自動車産業にとっては、車載器の標準化に関するようなOAAの登場は、自動運転運転よりも遙かに大きな衝撃です。
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2013年6月10日、サンフランシスコ。アップル恒例の年次イベントWWDC(ワールド・ワイド・デベロッパーズ・カンファレンス)で「iOS7」を世界初公開しました。
iPhoneにアップルの音声認識システム「Siri(シリ)」で音声入力すると、車載器のモニターに「iOS専用画面」が対応するものです。
これにより、ドライバーはハンドルを握ったまま、電話、カーナビ、音楽そしてiメッセージが使えます。
現在のところ、「iOS in the car」の採用を決めたのは、メルセデスベンツ、フェラーリ、ホンダ、アキュラ、日産、」インフィニティ、シボレーのほか、ドイツのオペル、韓国のヒュンダイとキア、中国資本のスエーデン企業のボルボ、そしてインド資本のイギリス企業ジャガーの12ブランドです。
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