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協働のまちづくり「コミュニティ再生講座」報告書を北見市長に手渡す
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平成23年12月27日(火)、午後4時30分より、北見市長応接室で、、CTCきたみ中央まちづくり会(会長 中川篤嘉)は協働のまちづくり「コミュニティ再生講座」報告書を小谷毎彦北見市長に手渡しました。
平成23年9月から12月までに、「コミュニティ再生講座」を3回、開催しました。その様子と講座を終えてみえてきた課題、明日に向って、私たちからの提言などを冊子にまとめ提出いたしました。
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コミュニティ再生講座の概要 |
「コミュニティ再生講座」は1回目・平成23年9月24日(土)、2回目・平成23年10月29日(土)、最終回・平成23年12月3日(土)と3回、開催をいたしました。
その詳細はこちら
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講座を終え、明日に向かって(協働のまちづくり「コミュニティ再生講座」報告書より抜粋) |
■1、本講座を終え、浮かび上がった課題 |
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(1)住民協働組織への市民の認識が低い |
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「協働のまちづくり」の入り口は人のむすびつきを強めて「地域の課題はみんなで考え、住民自ら解決する。自分たちが出来ることは、自分たちの手で行う。」というコンセプトを市民に理解してもらうことです。
そのコンセプトを実際に実行する場が「住民協働組織」と考えます。
今回の講座に参加した人の感想は、参加するまで、「協働のまちづくり」を知らなかった、参加して知ることが出来てよかったという方が大勢でした。
参加した方は意識の高い方です、一般の市民の「協働のまちづくり」への意識は非常に低いと思われます。
市民が身を切り、市民に意識改革をお願いするわけですから、時間が掛かります、長期的な戦略が必要になります。
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(2)新しい住民協働組織の設立の進捗がおそい |
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住民協働組織は市の周辺部のまとまりのある地区の立ち上げが一巡し、あまりまとまりの良くない街の中心部組織の立ち上げに移って来ました。
街の中心部は都市化が進み、ひとのつながりがうすく、町内会活動も形骸化しており、大きな障害が横たわっています。市の担当課も熱心に取り組んでいますがその進捗度は遅く感じられます。
新たなる発想のもとで、市民と行政が協働でその解決の糸口を見つける取り組みが必要になります。
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■2、明日に向かって、私たちが企画・実施すること |
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(1)住民協働組織についての市民への広報活動 |
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人のむすびつきを強めて「地域の課題はみんなで考え、住民自ら解決する。自分たちが出来ることは、自分たちの手で行う。」という「協働のまちづくり」のコンセプトを市民に訴える事業を進めます。
今回の講座を反省して、講演会、ワークショップ、各種イベント・おまつり、などを企画して広報活動を行います。
また既設の住民協働組織を褒め称えるイベントなどで市民へのPRを行います。
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(2)住民協働組織を新たに立ち上げる支援活動 |
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現在、立ち上がっている住民協働組織の協力を戴き、これから立ち上げる地区を対象に支援活動を行います。
具体的には体験発表や助言をするワークショップなどを開催します。
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(3)現在活動している住民協働組織への支援活動 |
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立ち上がっている住民協働組織の横の連携を強化するために、連絡会議の開催や組織間の情報共有などを考えています。
また住民協働組織が自己財源を確保する仕組みを創設することを組織の皆さんと考えます。
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(4)仲人会議「北見テーブル」の具体化への助言 |
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仲人会議「北見テーブル」の仕組みのグランドデザイン、事務局機能のあり方、構成メンバー、会犠の運営などを研究します。
北見テーブルを試験的に運用するイベントを行い、上記の事柄を検証し、その結果をまとめます。
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■3、明日に向かって、私たちからの提言 |
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(1)住民協働組織への交付金のあり方の再考 |
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現行の交付金は小学校区全体が立ち上がることを前提にしています。
街なかの小学校区は人口も多く、広範囲です。
最初から全体の組織を立ち上げるではなく、となり近所の町内会が複数で立ち上げ、それが2から4個ほど集まってブドウの房(クラスター)のようになり最終的に一つの小学校区の住民協働組織が出来上がるイメージを考えています。その最初のブドウの一房にも交付金が配分されるような制度を再構築して欲しいのです。
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(2)住民協働組織の活動拠点の整備 |
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「協働のまちづくり」は人を結びつけることから始まります。それには、それを実施する空間が必要になります。住民協働組織の活動の場であり、年齢に関係なく誰もが気軽に立ち寄れるもでなければなりません。
施設の整備には多くの予算を必要とします。年次的計画や空き店舗・市内の空き屋などを含めて、その整備をお願い致します。
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(3)仲人会犠「北見テーブル」の制度設計 |
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平成19年3月、北見市タウン・ネットワーク懇話会が「協働のまち北見」最終報告書の中で「新しい協働の仕組み」づくりで仲人会議「北見テーブル」について提言をしています。
あの提言から5年の月日が経ちました。提言の実施に向けて、是非、制度設計に着手をして戴きたいのです。
その設計に必要な情報を私たちも研究、実証実験をして発信できるように努力を致します。
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手渡しスナップ |
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プレス報道 |
北海道新聞 朝刊 |
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協働のまちづくり「コミュニティ再生講座」報告書(PDFのファイルです。ダウンロードしてご覧ください。) |
■本編 |
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■資料編 |
コミュニティ再生講座 配付資料 |
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