今、旧来の産業のあり方や行政･地域社会の仕組みを見直さなければならない時期にきています。このままでは私たちの住むオホーツクがずるずると地域崩壊へと向かっていくような気がします。
私たちは、このことを真摯にとらえ今後は行政による広域連携のみならず、市民同士が自ら発意し共に手を携え21世紀の未来に向かって地域全体を展望した考えを出し合い、共有し高め合うことは両市民にとって意義があることだと思います。
それぞれの歴史･風土、伝統･文化は違いますが互いにもっている特性や得意分野を活用し、互いにないものを補完し合うような具体案が生まれるならば、双方の市民にこれまでにないスケールメリットをもたらします。
また網走･北見の部分ににとどまらず、オホーツク全域に拡がるようなアイディアを模索できるならば、その効果も多面的に拡がりこの地域に暮らす住民生活の質も増すものと期待されます。
つけ加えますが、当企画の発端は昨年の今頃行われた「北海道行政書士会 創立５０周年 記念シンポジューム、テーマ：未来を拓くホホーツク ２１世紀のまちづくりを語る」です。そして、ようやく都市間連携市民会議の立ち上げにこぎつけました。