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なつかしの映画,そしてサウンドトラック | ||||||||
戦後の混沌が終息を迎え、今まさに高度経済成長の入り口にいた1950年代にっぽん。昭和生まれの若者たちは旧態然とした日本的文化とは異なる、アメリカンデモクラシーや、スタイリッシュなニュー・カルチャーをもとめていた。
アメリカ・ハリウッドではアランラ・ラッド主演の「シェーン(1953年)」、「エデンの東(1955年)」などがおもしろ娯楽映画、良質な作品などを製作していた。国内では日活映画で石原裕次郎が1956年に「太陽の季節」でデビューしている。松竹映画は「喜びも悲しみも幾歳月」、「24の瞳」などの作品を発表していた。 映画館が文化の殿堂であった。当時住んでいた網走では、日活は日活映画館(南5条西2、現在の寿司安さんの向かい側)、松竹は中劇(南3条東2、現在の渡辺写真館さんの東隣)、洋画は北映(南6西2、現在のセントラル・プラザ)などが多くの観客を集めていた。 私は多感な高校生時代そして社会人としてスタートしたころである。新しい時代を感じ取り、男と女の出逢いに心をときめかせ、映画館が人生の教室であった。 当時の不確かな記憶と情報の断片をジグソーパズルの様にかたちにしようとここにまとめてみました。 |
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