協働にはどんなメリットがあるでしょうか。
行政だけではなく、町内会やNPO法人などの様々なコミュニティが公共サービスを担うことで、より住民ニーズに沿った多様できめほそやかな公共サービスの提供ができるようになります。
地域には、様々な知識や経験、能力を持った人材が息づいています。
「市民相互の協働」を進めることにより、人と人との輪が広がり、同じ夢や志を持つ人たちと出会う機会や新たな生きがいを発見する機会も広がり、心の豊かさの向上につながります。
市民が自ら実現したいことは、自らの裁量で決めることができるので、市民の自治意識やまちづくりへの参加意識を高めることができます。
より多くの市民がコミュニティに参加すれば、コミュニティの自立的・自主的な 課題解決能力がより一層高まり、コミュニティの活性化につながります。
これまで、行政が直接実施していた事業を、市民との協働により実施することで、行政の効率化・スリム化を図ることができます。
また、行政とは異なる価値観や行動原理を持つ市民と協働で事業に取り組むことは、行政の文化や体質を見直すきっかけとなり、行政組織や職員個人の意識改革につながります。
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