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いま話しましたとおり、行政主導による画一的なシステムでは、今までの公共サービスを維持することは難しくなっています。
そんななか、公共サービスを担う主体として、「コミュニティ」がクローズアップされています。
コミュニティとしてよく知られているのは、同じ地域の住民でつくる町内会などのエリア型コミュニティがありますが、
高齢化や近所づきあいがなくなり、その運営が曲がり角にさしかかっています。
一方、NPO法人やボランティア団体などの市民活動団体を中心に、必ずしも地理的な境界にとらわれずに、
福祉、教育文化、まちづくりなど、特定のテーマの下に有志が集まって形成される、
テーマ型コミュニティが 急速に広がっています。
これらのコミュニティが本来持っている役割を果たせば、身近な問題をコミュニティ自身で解決することができます。
エリア型とテーマ型コミュニティの間では、それぞれの性格の違いや交流の場がないことによる理解不足の垣根があります
この垣根をなくすことが重要になってきます。
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