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第50回 北映 写真展 [ふるさと風土記特集]

街並シリーズ
中央通り 大通り 野付牛駅 活動写真の神田館
1942(昭和17)年。鉄道は石北線が全通。この年、市制が施行、人口は3.2万人。野付牛は北見市、北見駅になった。 1937(昭和12)年。左の3階建は黒部旅館。明治30年代開業の老舗。その後、現在地でホテルを。 1940(昭和15)年。野付牛駅前広場。駅舎は開業(大正元年)から大幅に拡張。現北見駅は1982(昭和57)年に竣工した。 1921(大正10)年。ヂンタが鳴り響き、浮世小路も出来て花柳の巷で栄えた。正面は本覚寺の鐘楼。

2013(平成25)年。それぞれの街並。人口は12.4万人、オホーツク圏の中核都市へと成長している。

■撮影ノート
大正・昭和時代の街並と最近のその風景を見比べながら、ふるさとを懐かしむことが出来ないかと昨年(平成24年)の夏、ふと思いついた。
図書館で古い時代の資料を探すことがそのスタートであった。
「ふるさとの想い出 写真集 明治・大正・昭和 北見」などいくつかの資料にめぐり会い、また北見の古い写真に詳しい方に尋ねたりと、原画の所在が次第に明らかになってきた。
原画を保存している方を訪ねて、著作権のクリヤー出来るものにかぎり、その写真をお借りすることが出来た。
一方、その写真と同じ位置からの最近の写真撮影も、光の具合を見ながら同時に行った。
お借りした原画は半切の印刷に堪える解像度の電子データに置き換え。そのデータを基に、写真の痛みや傷などを修正する根気のいる仕上げ作業を続けた。
そして、白黒モードで保存。そのデータを白黒専用ドライバーで艶消しの用紙に出力した。
時代背景を調べたり、当時のことを知っている方を訪ねながら、タイトルを考え、何カ所かの北見の街並の写真が出来上がった。
今回、その中から、4ヵ所を選んで展示した。


平成25年9月


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