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北映20周年記念写真展

出展作品

  幻のアーチ橋
                   タウシュベツ川橋梁


旧国鉄音更線のコンクリートアーチ鉄道橋群の一つです。
この本線は士幌線と共に根室本線と石北本線とを連結する鉄路の一部として、北辺の開拓と生産拡充を目的に1939年に開業しました。
その使命を果たし、1987年に全線廃止となり、忘却の彼方に旅立ちました。
現在、地元のNPO法人そして多くの人々の協力で、「遺跡」として保存が進んでいます。
糠平ダムの水かさが増える6月頃から湖面に沈みはじめ、10月頃には湖底に沈みます。
水かさが減る1月頃から凍結した湖面に再び姿を現します。
「幻の橋」といわれる所以です。
4×5でのカメラワークは浅いのですが、湖に水没する前のタウシュベツを被写体に恥ずかしながら作品に仕上げました。
ご笑覧を戴ければ幸いです。
撮影データ
ウッドビュー・フィルスタンド 4”×5”
フジノン150mm F5.6 PROVIA 100 F
平成19年6月
くつろぎのひととき 風化の幾年
くつろぎのひととき
風化の幾年
傷ついてなおけなげに 水と風にいやされて
傷ついてなおけなげに
水と風にいやされて

湖底のドラマ
湖底のドラマ

展覧会を終えて

北映20周年記念写真展覧会が盛況らに終了致しました


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